【京成杯】ゲルチュタール、坂路53秒6でも見た目以上の数字に

公開日:2025年1月15日 14:00 更新日:2025年1月15日 14:00

 レコード決着となった昨年11月の葉牡丹賞で②着の後は放牧に出してケア。帰厩後は坂路で下地をつくって先週木曜日はCウッドへ。併走追いで負荷をかけ、6F82秒9―36秒7、1F11秒3で動いていた。

 ここまで順調なうえに前回に続いて中山への輸送も控えているため、今週は坂路で馬なり調整。それでも時計は4F53秒6、ラスト2F25秒3―12秒4が出た。素軽さがあって、見た目以上に速い時計が出たのはいかにも好調といったところだろう。

 大型馬でも重苦しさは皆無で、体のバランスもいい。高いレベルのデキで出走となりそうだ。

〇…「順調ですね」が杉山晴師の第一声だ。「先週は、わざわざジョッキー(三浦騎手)が美浦から乗りに来て、感触を掴んでくれました。けさは坂路でサッと。最後はスッと加速して、まだ余裕もありましたから」が冒頭の理由だ。「ブリックスアンドモルタル産駒にしては遊びがある。だから距離はこなせる。流れが速く、厳しい形だった前走(②着)はいい経験になったと思います」と結んだ。

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