【フェアリーS】ミーントゥビー、1F11秒5の好反応
公開日:2025年1月8日 14:00 更新日:2025年1月8日 14:00
変則調教でも状態は寸分の狂いなし
GⅠ阪神ジュベナイルF⑦着から中4週だが、中間は放牧には出さずに松岡が付きっ切りでまたがり、在厩調整で臨む。
激戦の疲れをしっかり抜いて、初時計は先月25日水曜の坂路4F58秒7―13秒8。翌週31日火曜は55秒2―12秒0と少しずつネジを締める形で調教ピッチを上げてきた。
1週前追い切りは3日金曜。ウッドで前を5馬身ほど追い掛ける形で5F69秒8―38秒6の上がり重点だったが、直線入り口から並びかけるまでが速く、ラスト1F12秒0。馬体をグッと沈めて併走馬を瞬く間に抜いて首先着した。
最終追いも追走する形だ。道中はフットワークが大きいながらも我慢の利いた走りで5F67秒9―38秒0。直線も余裕を持った走りで手前を替えてもブレることはなく、1F過ぎに馬体を併せると、スッと反応して1F11秒5で首先着した。
前走時より馬体には重厚感が増し、腹回りはシャープに。着実に一段階、上がってきた印象を受ける。年末年始の変則調教でも、寸分の狂いはなく、好仕上がりだ。
〇…「やり過ぎないよう、しまいの反応を見るだけでしたが、凄くいい動きでしたね」とは堀内師だ。「ここにきて、パワーとスピードが増してきた感じです。いい形で臨めそうです」と好感触を掴んでいる。