【中山11R・有馬記念】
キングカメハメハ産駒にとって暮れのグランプリはまさに“鬼門”だ。これまで〈02321〉と勝ち鞍ゼロ。そして、その血を受け継ぐ子たちも相性が悪い。
キンカメ直子のロードカナロア、ルーラーシップ、ドゥラメンテ産駒も合わせて〈0219〉と②着まで。19年にはカナロア産駒のアーモンドアイが単勝オッズ1・5倍の断然人気に推されながら⑨着。これが生涯で唯一、馬券圏内を外したレースだった。
今年はキンカメ産駒がシュトルーヴェ、スタニングローズ、ハヤヤッコの3頭で、カナロア産駒のベラジオオペラ、ドゥラメンテ産駒のスターズオンアース。印を打っても押さえ△まで。
アーバンシックがGⅠ連勝を飾る。
菊花賞は後続に0秒4差の完勝。現在の施行時期になった2000年以降、0秒1以上の差をつけてVから直行で臨んだ馬は〈4101〉と好成績だ。ルメールの連続騎乗も心強い。
【中山12R・フェアウェルS】
ヨーカイディスコは全3勝が逃げ切りによるもの。自分の競馬に持ち込めないとモロい面があるだけに、同型のアメリカンマーチが目の上のタンコブになりそう。ここは押さえ△評価にとどめる。
◎エコロアレスの前走は千四で1F長かった印象。〈2001〉の中山千二で前進に期待した。
3連単 ◎軸1頭①着流し=42点