【朝日杯フューチュリティS】前5年で4勝 今年も2戦無敗馬が中心
公開日:2024年12月9日 14:00 更新日:2024年12月9日 14:00
牝馬が終われば、次は男馬の番。先週に続き、京都で2歳マイルGⅠ・朝日杯フューチュリティSが行われる。昨年の勝ち馬ジャンタルマンタルは今春のNHKマイルCも制覇した。28日に中山で二千メートルのホープフルSがあるため、よりマイラー型の出走が多くなっている。
前記ジャンタルのように近年は無敗馬が強く、2戦2勝の馬が前5年で4勝。目下、3連勝中である。
今年も核を形成するのは2戦無敗馬だ。
アルテヴェローチェは新馬→サウジアラビアRCと連勝中。特に前走の勝ち時計、千六1分33秒0は17年のダノンプレミアムと並ぶ好タイムだった。それを稍重でマークしたから価値が高い。出世レースを制したこの馬が最有力か。
新馬→新潟2歳Sとマイル戦を連勝したトータルクラリティ。デビュー戦は京都の内回りでラスト1F10秒9と絶品の切れをみせた。内、外回りの違いはあるが、京都での好走実績は強みだ。
パンジャタワーは京王杯2歳Sの勝ち馬。芝千二の新馬戦から1F延長で重賞Vを決めた。今回はさらなる距離延長となるが、難なく折り合いがついた前走を見る限り、距離は守備範囲だろう。
ニタモノドウシは、福島から札幌に転戦して2連勝。前走のクローバー賞はレコード勝ちで、鞍上ムーアの手綱さばきにも注目したい。