【セントウルS】ママコチャ始動戦としては言うことなし

公開日:2024年9月4日 14:00 更新日:2024年9月6日 10:42

余力残しで3馬身先着

 高松宮記念⑧着後は放牧でリセット。栗東へは7月18日に戻ってきた。

 以降は坂路、コース併用でしっかり乗り込まれて前2週はCウッドで負荷をかけて攻め込まれて先週は6F81秒1―36秒5、1F11秒4の時計にもなった。

 ここまで順調な分、今週は坂路で余力を残して4F53秒5。最後は仕掛けられるとギアチェンジが速く、1F11秒9。併走相手を3馬身千切ってのフィニッシュだ。

 この加速度はこの馬のいい頃のもの。フットワークは力強さも兼ね備えており、ほぼ仕上がったか。馬体もすっきり見せており、始動戦としては言うことなしである。

〇…攻め馬をつけた鮫島駿は「悪くなかったですよ。道中の折り合いはスムーズでしたし、仕掛けてからの反応も良かったです。やればいくらでも動く馬で、まだ余裕もあった感じ」と。続けて「いい仕上がりでトライアルに向かえそうです」と結んだ。

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