【七夕賞】キングズパレス高値安定
公開日:2024年7月3日 14:00 更新日:2024年7月5日 08:55
新潟大賞典は鼻差②着で重賞勝ちはお預けに。この中間は放牧でリフレッシュして、6月5日に戻ってきた。
これまで放牧明けは気持ちがリセットされて使いつつ良化していたが、今回はその放牧期間が短く、いい意味で馬がピリッとしている。
2週前はウッドで5F67秒6を出し、1週前も主戦の松岡が騎乗して5F66秒3―37秒3の併せ馬。直線では先に抜け出して、鞍上が気を抜かないように見せムチを使って、1F11秒4と機敏な動きを見せていた。
最終追い切りは坂路1本(72秒8)を登坂してからウッドへ。前を追いかける形で5F68秒4―38秒7。道中のリズム良く直線は内に潜り込んで左手前に替えると、1F地点では前とは1馬身の差。そこから、反応良くスッと動いて併走馬をかわした。
ただ、抜け出すと手前を右に戻して、遊ぶような面を見せて右へと膨らむ。早めに1頭になったためだが、それでも時計は1F11秒5で1馬身先着と上々のもの。
右回りではより右にモタれる面があるだけに実戦に行ってどうか。そのあたりの課題は残るが、状態は前走同様に高値安定。いい形で臨める。