ルメールがようやく今年の重賞初勝利
公開日:2024年3月18日 14:00 更新日:2024年3月18日 14:00
ようやくといったところか。スプリングSで今年の重賞初勝利を決めたルメールだ。
先々週が終了した時点で重賞で〈0428〉。②着はあるものの、勝ち切れないでいた。
先週も土曜のフラワーCは1番人気のカンティアーモで0秒2差③着。もともと“スロースターター”のイメージだが、ここまで重賞勝ちがないのはオークスが重賞初勝利となった2022年以来。ただし、当時は2月のサウジアラビアで荒稼ぎをしており、実質的には一番苦労した年といっていいのかも。
ルメールもレース後のインタビューで「カメラの前はすごく久しぶり。うれしいですね」と苦笑いだったが、決して調子が悪かったわけではない。実際、リーディングはトップを独走。先週も土曜が4勝なら、日曜も3勝で計7勝の大暴れだ。加えて、今年の重賞初勝利となればますます乗ってくるか。
今週から春GⅠシリーズが開幕。初戦の高松宮記念では重賞2連勝中のトウシンマカオもスタンバイしている。春とともにルメールもエンジン全開といきそうだ。