【中山記念】レッドモンレーヴ魅力たっぷり
公開日:2024年2月22日 14:00 更新日:2024年2月22日 14:00
2つ目のタイトル獲得だ
レッドモンレーヴに注目。
父は“絶対王者”ロードカナロアで、祖母は“女傑”エアグルーヴ。近親にルーラーシップ、アドマイヤグルーヴ、ドゥラメンテなどがいる良血馬だ。昨春に節分Sを制してオープン入り。初戦のダービー卿CTこそ出遅れが響いて⑦着だったが、続く京王杯SCを差し切って、重賞ウイナーに輝いている。
GⅠ初挑戦の安田記念は⑥着で、夏場は放牧に出された。秋初戦の富士Sは最速の末脚を使ってナミュールの②着。マイルCSは[10][9][11]から⑨着だった。
津曲助手は「前走はもうワンパンチがなかった。中盤からペースが流れた分、脚を使わされた感じで、いつもの切れがなかったです」と話す。
レース後は放牧を挟んでここへ。1月24日に戻り、坂路、コースで順調に乗り込まれている。先週はウッド、今週は芝と2週続けて横山和が手綱を取り、3頭併せの真ん中に入れる形。今週は5F68秒0―37秒3、1F11秒7で駆け抜けた。
「気難しさもなく、集中して走れていましたね。ジョッキーの感触も良さそうでした。去年の秋は動き切れなくて、もうひとつかなと。今回の方がいいですよ」
距離は1F延長される。とはいえ、未勝利を勝ったのは中山千八だった。
「中山は勝っているし、ダービー卿では凄い脚を使った。コースは問題ないと思います。うまく脚をためて運べれば」
ここまで大事に使われており、5歳でもキャリアは12戦でまだまだ伸びしろがある。初戦から結果を出して、GⅠ戦線に向かいたい。