【東京新聞杯】ジャスティンカフェ結果出す
公開日:2024年1月30日 14:00 更新日:2024年1月30日 14:00
年を重ねつつ着実に成長
ジャスティンカフェが好ムード。
3歳時に新馬、1勝クラス勝ち。4歳の春に小豆島特別、湘南Sを連勝してオープン馬となった。秋には毎日王冠で、レコード勝ちしたサリオスの半馬身差②着に頑張っている。
5歳の昨年はエプソムCで重賞ウイナーの仲間入り。前年に1番人気で④着に敗れた雪辱を果たしている。秋は残暑の影響で体調が整わなかった毎日王冠こそ⑦着に敗れたが、マイルCSは違った。
道中は手応え良く中団を追走。直線を向いてゴーサインが出ると、いい脚を使った。“先頭に躍り出るか”と思わせる場面をつくって③着だ。
GⅠでも十分にやれる手応えを掴んで、6歳の今年へ。前走後は山元トレセンに放牧へ出され、1月10日に帰厩。坂路ですこぶる順調に乗り込まれ、先週金曜は余力十分に4F49秒4―12秒4。従来のものを0秒9も上回る自己ベストをたたき出した。
「年を取ったことで、これまでより体がゆったりとして帰厩しました。調教で負荷をかけられるので、あとは気負わないように。前走を踏まえて、直線では追い出しを待つような競馬をしてもらえれば。自分のタイミングで動ける分、東京のコース形態はいいと思います」(安田翔師)
これまで2~4戦をしては放牧を挟み、大事に使われてきた。馬体重を見ると、3歳時はほぼ480キロ台、4歳時はほぼ490キロ台、そして、5歳時はすべて500キロ台と着実に成長してきた。
6歳とはいえ、キャリアは17戦で、まだ伸びしろあり。2つ目のタイトルを手にして、大舞台を目指したい。