【京成杯】バードウォッチャー半馬身遅れも負荷は十分

公開日:2024年1月10日 14:00 更新日:2024年1月10日 14:00

 11月11日の新馬戦①着後は在厩調整。レースから8日後には坂路入りを再開して成長を促しながらも、そこから2週間は毎日のように登坂。完全に緩めることはなかった。

 ピッチを上げてきたのは12月中旬から。先週はウッドで5F66秒0を計時。古馬オープン馬を相手に手応えでは見劣ったが、順調ぶりをアピールしている。

 最終追いも併せ馬で半馬身遅れたが、相手は調教駆けする馬。それでも5F65秒5―36秒9と内側を回った1週前とは違い、外めを回りながらも全体時計を詰めてきた。十分過ぎる負荷をかけており、仕上がりの良さが伝わってきた。

〇…動きを見届けた国枝師は併せ馬で遅れたものの「相手が走るからね」と心配していない。「この馬としては走っているし、新馬戦の時もそうだが、調教よりは実戦に行っていいタイプだから」とも。「引き続き鞍上はルメさん(ルメール騎手)だし、楽しみ」と重賞制覇に期待していた。

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