火曜帰厩も軽快な脚さばき（Ｃ）日刊ゲンダイ

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　けさの栗東トレセンは、ダート王決定戦・チャンピオンズＣを来週に控えた面々が１週前追い切りを行った。

　開門直後から刻々と霧が濃くなる中、デビュー５連勝中の３歳馬セラフィックコールが姿を表した。Ｂコースから向正面へ。そこからＣウッドへ入るいつものパターンだ。濃霧により向正面は確認できなかったが、目視可能となった４角からは非常にスムーズな走り。手前を替え、テンポのいい軽いフットワークで馬なり入線した。時計は６Ｆ８９秒９─７３秒７─５７秒３─４１秒０─１２秒８。

　寺島師は「火曜に帰厩し、水曜は運動。けさは１５─１３で予定通りですね。放牧先で確認しましたが、張りが良く、デキ落ちはない。前哨戦を勝っているので使わない理由はない感じ。順調ですよ」と話した。

　霧の中でも黄金色に光る毛ヅヤの良さがひと目で分かるほど。無敗Ｖ６での新ダート王誕生を感じさせる１週前追い切りだった。

ＪＢＣ②着ノットゥルノは力強く１馬身半の先着

ラスト１１秒３をマーク（Ｃ）日刊ゲンダイ

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　ＪＢＣクラシック②着馬ノットゥルノもＣウッドへ。太りやすいタイプだけに１週前は松若が乗り、しっかりと併せ馬。２歳トラペジストの外から直線はいっぱいに追われて、非常に力強い走り。最後は貫禄をみせ、１馬身半先着で入線した。６Ｆ８２秒２─６２秒２─５１秒１─３６秒０─１１秒３の上々のタイム。松若は「久々に乗りましたが、いい動きでしたよ。最後まで反応して、軽やかで重く感じさせませんでした」と引き続きの好調さを感じていた。