本紙・武田の見解

【大井11R・JBCクラシック】舞台は文句なしメイショウハリオ

公開日:2023年11月2日 14:00 更新日:2023年11月3日 13:48

 ここはかしわ記念→帝王賞を連勝中のメイショウハリオ、昨年の勝ち馬テーオーケインズに、交流重賞3連勝中のウィルソンテソーロがどこまで割って入るか、という図式か。

 本命はメイショウハリオ。今の充実度、コース適性から考えると、この馬が最上位だ。

 昨夏の帝王賞が初のビッグタイトル。その後の3戦はJBCクラシック⑤着、東京大賞典③着、フェブラリーS③着と勝ち切れなかったが、昨年のJBCクラシックの舞台は左回りの盛岡。このレースとフェブラリーSの東京は、当時、イマイチ結果が出ていなかった左回りでのものだ。

 東京大賞典を勝ったのはあのウシュバテソーロだし、仕方がない結果。左回りはかしわ記念勝ちで克服し、今回は昨年、今年と帝王賞を連覇した大井二千メートルだ。舞台は申し分ないといえる。

 9月下旬から十分に乗り込み、始動戦としては文句なしの仕上がり。今年はテーオーケインズに雪辱を果たす。

 そのテーオーが必然的に相手本線に。帝王賞ではメイショウの③着に敗れたものの、着差は鼻、頭。その後ろは4馬身も離しており、力量的にはほぼ互角だ。左回り巧者のイメージがある分、○としたが、メイショウ以外には負けられない。

 ウィルソンテソーロはさすがに一気の相手強化が気になり、▲まで。

武田昌已

武田昌已

月~金は麻雀、土日はウインズだった学生生活を経て、入社後は編集一筋25年超。2015年春は何と9週連続重賞的中の快記録も達成し、2016年は春東京でGⅠ4連勝も。馬場の傾向、ラップの分析に定評がある。毎週、目黒貴子さんとその週の重賞解説の動画も公開中。

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