【天皇賞・秋】ついに雌雄を決する 世界最強馬イクイノックスvs同期のダービー馬ドウデュース
公開日:2023年10月23日 14:00 更新日:2023年10月23日 14:10
3冠レースが終われば古馬の戦い。日曜は東京で第168回となるGⅠ天皇賞・秋が行われる。
衝撃の差し切りから1年。昨年の覇者イクイノックスが連覇を目指して参戦する。その天皇賞含め国内外のGⅠ4連勝。今年3月のドバイシーマクラシックをレコード勝ちし、前走の宝塚記念も鮮やかに差し切り。最新の「ロンジンワールドベストレースホースランキング」でも129ポンドで世界ランク1位をキープしている。
名実ともに世界最強馬となって再び府中のターフへ。勝てばシンボリクリスエス(02、03年)、アーモンドアイ(19、20年)以来、史上3頭目の連覇達成となる。
ライバル候補筆頭となるのはイクイノックスと同世代のダービー馬ドウデュースか。
今年初戦の京都記念は②着に3馬身半差の快勝も、続くドバイ遠征を左前肢跛行で出走取り消しに。それだけにこの秋にかける思いも強いか。ダービーと同じ東京で再度イクイノックスに土をつけるか。
同じ4歳世代では、昨年の牝馬2冠のスターズオンアース、春秋天皇賞制覇がかかるジャスティンパレスのGⅠウイナーにも注目したい。
年長馬では春の大阪杯でGⅠ初制覇を達成したジャックドール。今回と同じ距離のGⅠウイナーで、昨年のこのレースでも④着。得意の二千メートルでGⅠ2勝目なるか。
他には金鯱賞、札幌記念と今年二千芝の重賞2勝のプログノーシス。昨年の③着ダノンベルーガもGⅠ初制覇を狙っている。