【京都11R・藤森S】 アーバンイェーガーでビッグ馬券。
オープンに昇級後、②着が2回ある。最初は昨秋のエニフS。140・1倍の最低16番人気ながら、道中は中団につけると直線では最内を突いてグイッと伸びた。先頭に立ち、勝ったかと思わせたところを外から強襲に遭い、鼻差の惜敗だった。
次は今年5月の越後S。やはり58・5倍のブービー10番人気と評価は低かったが、レースは頑張った。中団後ろから進めて最後は脚を使った。勝ち馬に首差まで迫ったところでゴールインだ。
2走ともに僅差の争いだった。決してフロックではなく、はまれば突っ込んでくる可能性は十分に秘めている。
前走は5年ぶりに福島千百五十メートルの安達太良Sに参戦した。後方から最速の3F35秒6の末脚を使って0秒3差⑦着まで追い上げている。千二に戻る今回につながる走りとみていい。
その後は放牧を挟んで調整されてきた。2カ月半ぶりは昨秋のエニフSと全く同じローテーション。当時と同じような調教をこなして、今週木曜の最終追いで態勢も整った。3度目の大激走を期待する。
【東京11R・サウジアラビアロイヤルC】 本命はウインアクトゥール。
デビューから③②①着で勝ち上がり。前走は好位から逃げ馬をねじ伏せた。先週はウッドで3頭併せをこなし、状態面もマル印がつく。人気サイドの1戦1勝馬に対してキャリアを生かせば。
予想のスタンスはビッグ配当狙い。取材、データなどをいろいろと取り入れて、波乱ありと踏めば、超大穴にも◎を打っています。
今でも時折、ファンに話しかけられるのが、92年エリザベス女王杯でアッと言わせたタケノベルベットです。ぶっつけのGⅠ挑戦で、91・3倍のブービー17番人気と全くの人気薄でした。
それでも、前半戦で3勝を挙げ、チューリップ賞で③着と素質の高さは間違いなし。名伯楽・小林稔師の仕上げも万全ムードです。
レースはまくりが決まり、②着が○の2番人気メジロカンムリ、③着が▲のニシノフラワー。導入2年目の馬連が7万470円もつけて喜びました。
ただ、こんなことも。1週前の菊花賞では馬券を大きく踏み込んで惨敗。それで女王杯は控えめに……。
これからも僕だけでなく、ファンの記憶に残る鬼穴を探していきます。