ナイショの勝負馬券

◎トラペジスト

公開日:2023年6月16日 17:00 更新日:2023年6月16日 17:00

「いい馬ですよ。ダート馬らしい体つきなのに走りが軽い。芝でも、と思えるくらいなんですよ」

 担当の蛭田助手から、幾度と聞いたコメントだった。一杯に追われた1週前坂路では4F51秒1、12秒1の好時計をマークしている。父はニューイヤーズデイ。サウジCで1位入線したマキシマムセキ…

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6月17日(土)阪神競馬場

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勝羽太郎

 1974年、愛知県で生を受ける。名前の通りのザ・長男。
 大阪での学生時代、暇な週末は競馬場に通い、アルバイトをきっかけに日刊ゲンダイへ。栗東トレセンデビューは忘れもしない99年3月24日。毎日杯の週で、初めて取材した馬は連勝中だったテイエムオペラオー。以降、同馬に魅せられ、1勝の難しさ、負けに不思議の負けなしと、学ばせてもらったことは実に多い。
 グリーンチャンネルでパドック解説をさせていただいているが、パドック党であり、大の馬体好き。返し馬をワンセットで見たい派。現場、TV観戦でもパドックが見られなかったレースの馬券は買わないと決めている。
 余談だが、HTB「水曜どうでしょう」の大ファン。こんこんと湧き出る清水のように名言を連発する大泉洋氏を尊敬してやまない。もちろん、“藩士”ゆえにDVD全30巻を所持。

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