先週と全く同じ時計でフィニッシュ（Ｃ）日刊ゲンダイ

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　前走のメイＳは逃げて首差②着。３勝クラス勝ち上がり直後でも、オープンでメドをつけて勢いを感じさせた。その雰囲気はこの中間の気配にも表れている。中２週ながら、先週水曜の坂路で４Ｆ５４秒１―１２秒１。ラストの伸び脚は数字以上のものを感じさせた。

　今週は偶然にも先週と全く同じ４Ｆ５４秒１―１２秒１。間隔が詰まって再度の関東遠征だからこれでいいだろう。動き自体も先週同様に軽快さがあるのがいいし、フットワークにバネを十分に感じさせるものだった。

　毛ヅヤがとにかく目立ち、ひと目で好調と判断できるほど。高いレベルのデキを保っている。

○…追い切りを見届けた松永幹師は「けさは上がり重点でしたが、いい動きでしたよ。予定通りにここまで来て、馬も元気。いい状態で出せそうです」と満足げだ。前走のメイＳは②着に敗れはしたが、「いいラップで逃げて、ラストは盛り返すいい内容だったと思います」と悲観の色はまったくない。「自分のリズムで走るのが理想。相手は強くなるけど、今後のために頑張ってほしいです」