５週連続の東京ＧⅠも折り返し地点。今週は牝馬クラシック第２弾、オークスが行われる。

　昨年はスターズオンアースが制して２冠を達成した。

　注目はやはり桜花賞馬リバティアイランド。昨年は阪神ジュベナイルフィリーズを断然の１番人気に応えて２馬身半差で快勝し、２歳女王に輝いた。前走は道中、後方から。直線へ向いて大外に持ち出すと、群を抜く差し脚でまとめてかわし去り、見事に１冠目を手にしてみせた。勢いのままに２冠を目指す。

　桜花賞②着はコナコースト。惜しくもリバティの決め手に屈したが、ゴール手前まで先頭キープの好勝負をしている。能力は高い。

　ゴールデンハインドはトライアルのフローラＳを快勝。好スタートを決めてすんなりとハナに立ち、いったんは後続を引きつけて直線で二枚腰。危なげなく逃げ切った。父はゴールドシップ。距離延長もこなしていい。

　シンザン記念勝ちのライトクオンタム。桜花賞⑧着はゴチャついたことで戸惑ったか。広い東京で、逆転の可能性は十分。

　他にも桜花賞③着ペリファーニア、重賞２勝のキタウイング、クイーンＣ勝ちのハーパーなど伏兵も揃っている。

　リバティアイランドの２冠達成はなるか、果たして――。