木津突撃馬券

【木津の水曜競馬コラム・中山5R】

公開日:2022年12月27日 17:00 更新日:2022年12月27日 17:00

青山厩務員とルージュアマルフィ

 関係者の皆さまのご協力で成り立っている当コラムですが、個人的に今年一番お世話になったのは、鹿戸厩舎の青山厩務員だと思っています。

 担当馬の良し悪しのジャッジが的確で馬券的に助かっただけではなく、食事にも頻繁に誘ってもらい、興味深い話を聞かせてもらったからです。

 今年の…

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12月28日(水)中山競馬場

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木津信之

「ベガはベガでもホクトベガ!」
 93年エリザベス女王杯でホクトベガが①着でゴールに飛び込んだ瞬間の実況です。当時、浪人生でフラフラしていた自分にとっては衝撃的であり、今でも予想の根底に根付いています。
 ベガはバリバリの良血馬で鞍上が武豊。牝馬3冠にリーチをかけていました。対して、ホクトベガは父がダート血統でベテランの加藤和を配したいぶし銀のコンビ。春2冠でベガに大きく後塵を拝したホクトベガに勝ち目はなさそうでしたが、見事にリベンジ。この“逆転劇”こそが競馬の醍醐味ではないでしょうか。
 かつて作家の寺山修司氏は「競馬が人生の比喩なのではない、人生が競馬の比喩なのである」と評したそう。馬も人も生きている間はいつかの大逆転を狙っています。雑草でもエリートを超えるチャンスはあるはずと、きょうもトレセンを奔走しています。

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