【ホープフルS】京都2歳S馬グリューネグリーンは相沢厩舎ゆかりの血統
公開日:2022年12月26日 14:00 更新日:2022年12月26日 14:00
グリューネグリーンは2戦目の東京千八で初勝利。前半5F57秒9のハイペースで離して飛ばしていた逃げ馬を2番手からとらえにいき、終わってみれば2馬身半差の完勝だった。勝ちタイム1分46秒4は2歳戦としては優秀なもの。
この好内容を受けて、陣営は3戦目に京都2歳Sをチョイス。初めての関西遠征で重賞挑戦だから、決して低いハードルではなかった。
それでも行きっぷりよくハナを切ると、前、後半の5F60秒4―60秒1のイーブンペースでまとめて逃げ切り。直線では外に張る若さをのぞかせながらも、きっちり勝ち切ったあたりが能力の高さである。
中間は在厩で調整して「ソエが出たけど、もう大丈夫。動きも良かったよ。中山二千メートルもピッタリだから、楽しみだね」とは相沢師だ。
祖母は99年オークスで厩舎のGⅠ初勝利を飾ったウメノファイバーで、兄は13年オールカマー、14年アメリカJCCを勝ったヴェルデグリーン。厩舎ゆかりの血統でGⅠタイトルを掴み、クラシックの主役を目指す。