JBCでも示した3歳世代の強さ
公開日:2022年11月4日 17:00 更新日:2022年11月4日 17:00
3日(木・祝)に盛岡、門別競馬場で行われたJBC4競走。門別のJBC2歳優駿は②③着に地元・北海道の馬が絡んだが、盛岡で行われた古馬の3鞍はJRA勢が上位を独占。地方馬は“スプリント”のイグナイターの⑤着が最高だった。
今年、目立ったのは3歳馬の活躍だ。
初っパナの“レディスクラシック”では3番人気のヴァレーデラルナが2番手から抜け出し、1勝クラスからの4連勝。ついこの間まで条件馬だった馬が、古馬牝馬の頂点に立った。
また、このレースは②着グランブリッジも今年の関東オークス馬で、3歳によるワン・ツーだ。
過去にJBC競走で3歳馬が優勝したのは02年アドマイヤドン=クラシック、09年スーニ=スプリント、15年ホワイトフーガ=レディスクラシックがあるが、ワン・ツーはJBC史上初の快挙となる。
しかも、クラシックで②③着というのも凄い。昨年のチャンピオンズCを圧勝した王者テーオーケインズに続いたのはクラウンプライド、ペイシャエスだった。
先日の天皇賞・秋を制したイクイノックスも3歳。この世代、もしかするととんでもなく強いのか――。