木津突撃馬券

【木津の日曜競馬コラム・ポプラ特別】

公開日:2022年7月30日 17:00 更新日:2022年7月30日 17:00

鷲頭騎手

 函館出身のジョッキーと言えば、丹内騎手が有名。かつて「自分のGⅠは函館記念です(笑)」と言って、16年の函館記念をマイネルミラノで制したときに涙したのが思い出されます。

 そこに今年デビューのルーキー・鷲頭騎手が加わりました。

 実家は宝来町で「Pain屋」というパン屋さ…

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7月31日(日)札幌競馬場

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木津信之

「ベガはベガでもホクトベガ!」
 93年エリザベス女王杯でホクトベガが①着でゴールに飛び込んだ瞬間の実況です。当時、浪人生でフラフラしていた自分にとっては衝撃的であり、今でも予想の根底に根付いています。
 ベガはバリバリの良血馬で鞍上が武豊。牝馬3冠にリーチをかけていました。対して、ホクトベガは父がダート血統でベテランの加藤和を配したいぶし銀のコンビ。春2冠でベガに大きく後塵を拝したホクトベガに勝ち目はなさそうでしたが、見事にリベンジ。この“逆転劇”こそが競馬の醍醐味ではないでしょうか。
 かつて作家の寺山修司氏は「競馬が人生の比喩なのではない、人生が競馬の比喩なのである」と評したそう。馬も人も生きている間はいつかの大逆転を狙っています。雑草でもエリートを超えるチャンスはあるはずと、きょうもトレセンを奔走しています。

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