木津突撃馬券

【木津の土曜競馬コラム・新潟3R】

公開日:2022年5月20日 17:00 更新日:2022年5月20日 17:00

2走前は中山千二で②着

 19日に69歳の誕生日を迎えた高橋裕調教師。来年度に定年を迎えるとは思えないほどかくしゃくとしていて、誕生日当日の木曜日は調教スタンドで最後の一人になるまで残り、管理馬の動きを見届けていました。

 31年にも及ぶ調教師生活も加わった話は面白い内容ばかり。競馬はもちろん、雑談…

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5月21日(土)新潟競馬場

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木津信之

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「ベガはベガでもホクトベガ!」
 93年エリザベス女王杯でホクトベガが①着でゴールに飛び込んだ瞬間の実況です。当時、浪人生でフラフラしていた自分にとっては衝撃的であり、今でも予想の根底に根付いています。
 ベガはバリバリの良血馬で鞍上が武豊。牝馬3冠にリーチをかけていました。対して、ホクトベガは父がダート血統でベテランの加藤和を配したいぶし銀のコンビ。春2冠でベガに大きく後塵を拝したホクトベガに勝ち目はなさそうでしたが、見事にリベンジ。この“逆転劇”こそが競馬の醍醐味ではないでしょうか。
 かつて作家の寺山修司氏は「競馬が人生の比喩なのではない、人生が競馬の比喩なのである」と評したそう。馬も人も生きている間はいつかの大逆転を狙っています。雑草でもエリートを超えるチャンスはあるはずと、きょうもトレセンを奔走しています。

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