ドバイワールドカップデー4鞍を大展望
公開日:2025年4月3日 14:00 更新日:2025年4月3日 14:00
【ドバイワールドC】フォーエバーヤングの相手探しは意外に難解
今週は大阪杯だけでなく、土曜深夜(日本時間)に行われるドバイワールドカップデーもお楽しみのひとつ。馬券発売は後半4鞍の6Rドバイゴールデンシャヒーン、7Rドバイターフ、8Rドバイシーマクラシック、9RドバイワールドCに日本馬が数多く参戦する。果たして、馬券圏内に来るのは何頭か、そして勝利を手にする馬は……。それぞれを簡単にではあるが、展望してみよう。なお、主催者から発走時間の1時間繰り下げが発表されており、当初は日本時間で日曜午前1時半発走だったワールドCは2時半となる。最初のゴールデンシャヒーンも0時40分と、かなり遅い時間帯となるから注意が必要だ。
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今週火曜に主催者が発表したところによると、メインのワールドCは11頭立て。日本からはフォーエバーヤングに、ウィルソンテソーロ、ウシュバテソーロ、ラムジェットの4頭が出走する。
ここはフォーエバーヤングにとって、負けられない組み合わせだ。
現在のレーティングが128。2番目がウィルソンテソーロとウォークオブスターズの117であり、フォーエバーヤングの数字が突出していることは一目瞭然。
日本馬4頭はいずれもサウジCに出走し、フォーエバーヤングが勝利。③④着がウシュバテソーロ、ウィルソンテソーロで、ラムジェットは⑥着だったが、①着から③着の時計差は2秒もあったのだ。
フォーエバーヤングが勝てば①着賞金696万米ドルを手にし、これはおよそ10億円。通算獲得賞金が30億円を突破し、4歳春にして日本競馬史上の最高賞金獲得馬となる。
ただし、相手はかなり難解だ。日本馬か、それとも地元のウォークオブスターズか、インペリアルエンペラーか、はたまた米国馬か。日本馬が売れる分、前走がGⅠサンタアニタH③着のヒットショーあたりが穴になりそうな雰囲気だ。
【ドバイシーマ】日本馬4頭は強力だが海外2頭も怖い
今年のドバイはおおかた、堅そうなムードだが、人気がやや割れそうなのはここ。
9頭立てで、日本馬は昨年のダービー馬ダノンデサイル、オークス馬チェルヴィニアに、一昨年の菊花賞馬ドゥレッツァ、さらにGⅠタイトルこそないが、前走はサウジのGⅡネオムターフCを制したシンエンペラーが参戦。これだけでも割れそうなのに、海外馬はGⅠ7勝で昨年の勝ち馬レベルスロマンスが連覇を狙う。
ただ、レーティング1位はこの馬ではなく、GⅠタイトルのないカランダガンで125。レベルスロマンスに2ポイント差をつけているフランスの4歳セン馬で、昨年は英インターナショナルS、英チャンピオンSで②着だった。
まさにどこからでも入れる一戦といえよう。
【ドバイターフ】芝に戻るロマンチックウォリアー負ける要素なし
ここは11頭立ての見込みで、日本馬は4頭。
レーティング順では、121のソウルラッシュに117のリバティアイランド、115のブレイディヴェーグ、113のメイショウタバルと続く。
リバティアイランドは昨年、シーマクラシックで③着。今年は距離を短縮してきた。
ソウルラッシュは前走の中山記念③着に続く千八への参戦。ブレイディヴェーグはこの距離の府中牝馬Sが物凄い切れ味を披露し、メイショウタバルもベストパフォーマンスは千八だった昨年の毎日杯。6馬身差の圧勝だった。
とはいえ、ここは香港の怪物ロマンチックウォリアーで頭不動か。レーティングは127と断トツ。サウジCこそフォーエバーヤングに敗れたものの、むしろ強さをあらためて証明したレース。
芝に戻れば日本馬が束になってかかっても……というのが大方の見方だ。
【ドバイゴールデンシャヒーン】米国最強VS地元のエース
ダート千二のこのレースは13頭立ての予定だったが、すでに日本のジャスパークローネが取り消し。12頭立てとなる。
日本からは2頭目の3歳馬の参戦となるアメリカンステージが興味深いところだが、古馬との斤量差は56キロ対59・5キロでわずか3・5キロ差。善戦となれば、今後は日本の3歳馬がここを目標にするかもしれないが……。
リメイクは3年連続の参戦で、前2年は⑤④着だった。鞍上にデットーリを迎えて、馬券圏内入りがあるか。一方、クロジシジョーはここが初の海外遠征。まだ重賞タイトルもない。
前評判は昨年のBCスプリント馬で、前走はリヤドダートスプリントを制した米国のストレートノーチェイサー、昨年のこのレース以降、5連勝中の地元UAEのタズが抜けたメンバー。大方は一騎打ちである。