洋芝巧者カリビアンゴールドが待望の重賞勝ちを収める。
これまで、軽い芝よりも時計のかかる北海道の洋芝で本領発揮してきた馬。函館、札幌では②②③①②③⑦③着と、馬券圏内を外したのは1度だけという抜群の安定感を誇る。今年も前走の巴賞で③着。6歳でも健在ぶりをアピールしている。
そ…
馬とは関係のない家庭環境で育った。ただ、母親がゲンダイの愛読者で馬柱は身近な存在に。ナリタブライアンの3冠から本格的にのめり込み、学生時代は競馬場、牧場巡りをしていたら、いつしか本職となっていました。
現場デビューは2000年。若駒の時は取材相手に「おまえが来ると負けるから帰れ!」と怒られながら、勝負の世界でもまれてきました。
途中、半ば強制的に放牧に出され、05年プロ野球の巨人、06年サッカードイツW杯を現地で取材。07年に再入厩してきました。
国枝、木村厩舎などを担当。気が付けば、もう中堅の域で、レースなら4角手前くらいでしょうか。その分、少しずつ人の輪も広がってきたのを実感します。
「馬を見て、関係者に聞いてレースを振り返る」をモットーに最後の直線で見せ場をつくり、いいモノをお届けできればと思います。