【BCクラシック】全頭分析

公開日:2026年10月30日 14:00 更新日:2026年10月30日 14:00

①テーオーパスワード
 フォーエバーヤングと同期。24年のケンタッキーダービーに参戦して⑤着だったが、③着だったフォーエバーヤングからは6馬身以上の差がついていた。他7頭がすべてGⅠ馬であるのに対して、自身は国内の重賞勝ちもまだ。残念ながら格下の感は否めない。

②ソヴリンティ
 24年8月のデビュー戦は④着。10月に初勝利を挙げた。昨年はファウンテンオブユースS、ケンタッキーダービー、ベルモントS、ジムダンディS、トラヴァーズSを制した。今年はオークローンHで②着、スティーブンフォスターSで③着だったが、ホイットニーSで久々の勝利。ジョッキークラブゴールドCでフォーエバーヤングとの対戦が期待されたが、蹄の内部に膿がたまる症状のために回避した。昨年の米年度代表馬で、フォーエバーヤングとは初の対戦となる。昨年の2冠などGⅠを4勝。最新のワールドレースホースランキングでは125で7位タイ(10月4日までの数値)。ダート部門ではナイソスと並んで世界トップである。ちなみに、フォーエバーヤングは123で21位。

③ゴールデンテンポ
 昨年12月のデビュー戦を差し切って初勝利。今年はGⅢルコントSを制し、GⅡリズンスターS、GⅡルイジアナダービー③着から、ケンタッキーダービーでは後方から豪快に追い込み、人気薄ながら優勝した。さらにベルモントSも制して米国クラシック2冠を達成。トラヴァーズSは③着で、通算7戦4勝③着3回。とにかく、鋭い末脚が持ち味の実力馬。

④ザプーマ
 今年1月のデビュー戦で②着。続くサム・F・デービスSも③着で、タンパベイダービーで重賞初制覇を飾り、フロリダダービーでは②着に好走した。ケンタッキーダービーは脚部不安で出走取り消しとなったが、夏のハスケルS、トラヴァーズSで④着。秋のペンシルベニアダービーでは鋭い差し脚を発揮し、GⅠ初制覇を達成した。通算7戦2勝で、②着2回、③着1回。

⑤フォーエバーヤング
 もはや説明不要の日本競馬史に残る名馬。どんな展開、馬場、コース、国でも崩れず、通算〈12130〉は素晴らしいの一言に尽きる。アメリカでもすでに4戦。3歳時の24年ケンタッキーダービー、BCクラシックは③着だったが、昨年のBCクラシックを勝利して歴史に名を刻み、前走はジョッキークラブゴールドCを制して日本馬としては初の海外GⅠ4勝目を挙げた。昨年は米国の同期シエラレオーネ、フィアースネスを撃破。今年は未対戦のソヴリンティ、3歳馬との力関係がポイントとなる。

⑥マグニチュード
 有力馬の一頭とされていたが、このまま引退して種牡馬入りが発表された。陣営によれば「検査の結果、左前肢の靱帯に損傷が見られた」と。

⑦ナイツブリッジ
 今年GⅢ3勝を含む4連勝で勢いに乗り、メトロポリタンHで②着。続くモンマスCを10馬身4分の1差、GⅠパシフィッククラシックSを6馬身4分の1差で圧勝し、GⅠ初制覇を果たした。当初はBCダートマイルに参戦とみられていたが、急きょこちらに変更。ゴドルフィンはソヴリンティとの2頭出し。

⑧ナポレオンソロ
 2歳時にシャンペンSを制してGⅠ馬に。今年はファウンテンオブユースS、ウッドメモリアルSで⑤着に敗れたが、プリークネスSは好位から抜け出して優勝。その後は真夏にも2回出走。3歳限定のGⅠハスケルS、トラヴァーズSでともに0秒1差の②着に逃げ粘っている。古馬との対戦はこれが初めて。

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