勝羽太郎 情報ノート

【勝羽の日曜競馬コラム・道頓堀S】

公開日:2026年9月19日 17:00 更新日:2026年9月19日 17:00

 金曜、競馬サークルであるクラウドファンディングが始まった。ディープボンドをはじめとする大久保厩舎の活躍馬をつくってきた谷口調教助手を応援するものだ。

 彼は今、肝内胆管がんと闘っている。保険適用外の全身化学療法(抗がん剤治療)を要す状況にもある。馬に必要以上の負荷をかけないよう体重を含め、自らを律し、馬乗りとしてストイックに競走馬、競馬に向き合ってきた方。尊敬しているホースマンのひとりだ。もう一度、馬上から景色を見るために。「プロジェクト・ボンド」(https://for-good.net/project/1004204)への応援をよろしくお願いします。

【阪神11R・道頓堀S】 8歳サムハンターで勝負する。

 予想のベースとなったのは、長所もあるが短所もある馬が多い点。4歳インブロリオとの本命を迷ったが、同馬は当日輸送の競馬はやや気負いが出る。頭の高い走りでラスト1Fからの急坂が気にもなった。穴狙いで本命が決まった。

 サムは過去の戦績からも気が向かないと走り切らないタイプ。それで、ひと頃はもまれない先行競馬を続けていたくらいだが、転機は今夏。函館遠征を機に鞍上・松本で6F戦へとシフト。同時に差す競馬へと替え、脚を使えるようになってきた。2走前のUHB杯は4角12番手から、前走のTVh杯では4角14番手から③⑤着と掲示板入り。馬群を割っての目立つ伸びだったから、脚質転換に成功しつつある。本はといえば、大跳びタイプで同じ千二でも中央場所の方がよりベター。ハマっていい。

【中山11R・オールカマー】 ◎レガレイラは、宝塚記念が⑪⑦着。道悪下手な印象もあるが、個人的には暑くなる時季が合わないと思っている。2年続けてパドックで歩く姿勢がよく映らず、ハミに頼る形。ダラッと歩き、自らよりノメりやすい状況をつくっていた。これが秋になればどうなるかと言えば、頭が起き、胸を張ってくる。イコール、背腰に力強さが出て四肢のバランスを保てた姿勢へと変わる。涼しくなりゆく時季なら道悪はこなせるとみる。

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9月20日(日)中山競馬場

9月20日(日)阪神競馬場

勝羽太郎

 1974年、愛知県で生を受ける。名前の通りのザ・長男。
 大阪での学生時代、暇な週末は競馬場に通い、アルバイトをきっかけに日刊ゲンダイへ。栗東トレセンデビューは忘れもしない99年3月24日。毎日杯の週で、初めて取材した馬は連勝中だったテイエムオペラオー。以降、同馬に魅せられ、1勝の難しさ、負けに不思議の負けなしと、学ばせてもらったことは実に多い。
 グリーンチャンネルでパドック解説をさせていただいているが、パドック党であり、大の馬体好き。返し馬をワンセットで見たい派。現場、TV観戦でもパドックが見られなかったレースの馬券は買わないと決めている。
 余談だが、HTB「水曜どうでしょう」の大ファン。こんこんと湧き出る清水のように名言を連発する大泉洋氏を尊敬してやまない。もちろん、“藩士”ゆえにDVD全30巻を所持。

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