【しらさぎS】実績馬エルトンバローズ復活を夏男があと押し
公開日:2026年6月22日 14:00 更新日:2026年6月22日 14:00
かつてはGⅡでGⅠ馬を撃破
阪神で行われた「サマーマイルシリーズ」第1戦のGⅢしらさぎSを制したのはエルトンバローズ。久々の重賞制覇を成し遂げた。
かつては夏競馬になれば4歳馬は本賞金が半分になり、クラスが下がる降級制度があった。今回のエルトンバローズにとって、終わってみれば降級戦のようなものだったか。
3歳時には重賞2勝。秋の毎日王冠を勝った時の②着はソングライン、さらに③着はシュネルマイスターとすでにGⅠの勲章を持っていた馬を撃破。のちにスプリンターズSを勝つウインカーネリアンもいた中でのGⅡ制覇だった。
その後は香港遠征も含めてマイルGⅠを5戦。さらに昨暮れには有馬記念にも。いわば王道の表舞台を歩み続けていたのがこの馬だった。
それを思えば、GⅢメンバーのここでは一枚上だったということだろう。最後は大接戦のたたき合いとなる中、グイッと半馬身出たのが地力ということでもある。
その復活劇には、“夏男”も一役買ったと言えるか。鞍上の松若だ。
このしらさぎSはサマーマイルシリーズであると同時にサマージョッキーズシリーズの対象レースでもある。そのサマージョッキーズシリーズで昨年、見事に優勝を決めていたのがこの松若だ。
2位の坂井、3位同点のルメール、横山武らトップジョッキーを抑えてのもので、騎乗馬の質を考えれば大したもの。
これで自身は重賞14勝目だが、夏競馬だけで半分の7勝を挙げているように、まさに得意の季節と言えよう。
それでなくても昨夏以降もドロップオブライトを見事に復活させたり、今年は天皇賞・春で12番人気ヴェルテンベルクで②着の大激走も。“いい仕事”をしている松若に今夏も期待したい。




























