あんな本馬場入場は、見たことがなかった。先週の宝塚記念だ。気配すらなかったところから、突然襲った豪雨の嵐。スタンドに避難する人、雨に歓喜する人に、どうにでもなれとテンションが上がる人。悲鳴、大歓声、興奮の声にごうごうと吹く風で聞いたことがない音が渦巻いていた。
東京の発走遅れで中継に入らなかったGⅠ返し馬の映像をどこかで流してくれませんか。宝塚記念組がどんな返し馬をしたのかも再確認したい。お願いします、グリーンチャンネルさん。
【阪神11R・天保山S】 4歳2頭が中心で◎ラファル、○ベルジュロネットだ。
前者は3勝クラスで⑧②②①着。3、2走前の千二で差す競馬を教えたことが前走勝ちにつながった。千四への1F延長で7番手からポジショニングが楽になり、外から楽々と突き抜けた。明らかに千四の方が合う内容で、同時に前走は抜け出した残り100メートルから手前を左に戻して再加速している。②着馬を一気に0秒3と離したから、直線を左手前で走る右回りの方がよりベターではないかと考える。余力十分の勝ち方だったから、7F戦ならオープンでも通用していい。
後者は前走の栗東Sが逃げた勝ち馬から1秒5も後方から一頭、首差まで差し込んだ。一戦ごとの地力強化が顕著でまず崩れるシーンが浮かばない。ここは軸2頭勝負。
【東京11R・スレイプニルS】 ◎クールミラボーの前走⑧着は、配慮がアダとなった。天皇賞・春と同日で、「GWの交通状況を考慮して、1日早く輸送(金曜)。普段より1日長い滞在でカイバ食いが悪くて気も抜けてしまった。敗因はそれとしか考えられない」と寺島師だ。前日輸送の土曜競馬で巻き返す。
1974年、愛知県で生を受ける。名前の通りのザ・長男。
大阪での学生時代、暇な週末は競馬場に通い、アルバイトをきっかけに日刊ゲンダイへ。栗東トレセンデビューは忘れもしない99年3月24日。毎日杯の週で、初めて取材した馬は連勝中だったテイエムオペラオー。以降、同馬に魅せられ、1勝の難しさ、負けに不思議の負けなしと、学ばせてもらったことは実に多い。
グリーンチャンネルでパドック解説をさせていただいているが、パドック党であり、大の馬体好き。返し馬をワンセットで見たい派。現場、TV観戦でもパドックが見られなかったレースの馬券は買わないと決めている。
余談だが、HTB「水曜どうでしょう」の大ファン。こんこんと湧き出る清水のように名言を連発する大泉洋氏を尊敬してやまない。もちろん、“藩士”ゆえにDVD全30巻を所持。






























