春の中京開催が始まった。本紙として意気込んだ金鯱賞だったが、◎ヴィレムはひと伸びを欠き⑥着で、古川吉シェイクユアハートが豪快差しを決めた。土曜9・5から日曜9・9へとクッション値が上がった中でも外差しだった。殊勲の古川吉に聞くと「芝はちょっと特殊やった。案外、軟らかいんやわ」と。ひと雨あった水曜を踏まえた結論は「差し馬」です。
【阪神11R・若葉S】 本命は京成杯でも◎を打ったマテンロウゲイル。
いかにも脚が速い一頭でもある。エピファネイア産駒だが、父以上の直飛で奇麗に後肢を動かせる。そのバランス、歩くテンポは好きなタイプだ。33秒1、32秒8の末脚を使ったデビュー2戦もそうだが、明らかに不得手であるはずの雨の稍重馬場を勝った2走前も能力を裏付ける一戦だった。
前走のGⅢでも、その素質を証明した。1角の入りは3番手。スタート後の急坂でもダッシュが利いて位置を取れたあたりが成長だろう。勝ちに動いた分、差されはしたが好内容の②着であった。中山二千であの競馬ができれば、阪神替わりは問題ない。
【中山8R・ペガサスジャンプS】 ◎はシホノスペランツァ。前走の牛若丸JS勝ちは「前日のスクーリングが功を奏した」と寺島師が教えてくれた。
「初めての場所ではキョロキョロする面がある。慣らすと違うみたいです。今回も木曜輸送でスクーリングしますよ」
この中山は障害初勝利の地。スピード優先の順回りで勝てた今なら、飛越勝負はより走れるはずだ。
1974年、愛知県で生を受ける。名前の通りのザ・長男。
大阪での学生時代、暇な週末は競馬場に通い、アルバイトをきっかけに日刊ゲンダイへ。栗東トレセンデビューは忘れもしない99年3月24日。毎日杯の週で、初めて取材した馬は連勝中だったテイエムオペラオー。以降、同馬に魅せられ、1勝の難しさ、負けに不思議の負けなしと、学ばせてもらったことは実に多い。
グリーンチャンネルでパドック解説をさせていただいているが、パドック党であり、大の馬体好き。返し馬をワンセットで見たい派。現場、TV観戦でもパドックが見られなかったレースの馬券は買わないと決めている。
余談だが、HTB「水曜どうでしょう」の大ファン。こんこんと湧き出る清水のように名言を連発する大泉洋氏を尊敬してやまない。もちろん、“藩士”ゆえにDVD全30巻を所持。





























