ホースマン直撃

【木津の月曜競馬コラム・東京9R】

公開日:2025年11月23日 17:00 更新日:2025年11月23日 17:00

東京二千四百㍍は初勝利を挙げた好相性の舞台

あ20年から始まったコロナ禍以降、それまで頻繁に行われていた厩舎の忘年会や新年会、花見などの年中行事は全面的に中止。何よりも競馬開催が最優先なので当然のことでした。

 ですが、だいぶ落ち着きを取り戻した今年初めぐらいから徐々に復活。“1回の飲み会は3カ月の通い取材に匹敵する”と…

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11月24日(月)東京競馬場

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木津信之

「ベガはベガでもホクトベガ!」
 93年エリザベス女王杯でホクトベガが①着でゴールに飛び込んだ瞬間の実況です。当時、浪人生でフラフラしていた自分にとっては衝撃的であり、今でも予想の根底に根付いています。
 ベガはバリバリの良血馬で鞍上が武豊。牝馬3冠にリーチをかけていました。対して、ホクトベガは父がダート血統でベテランの加藤和を配したいぶし銀のコンビ。春2冠でベガに大きく後塵を拝したホクトベガに勝ち目はなさそうでしたが、見事にリベンジ。この“逆転劇”こそが競馬の醍醐味ではないでしょうか。
 かつて作家の寺山修司氏は「競馬が人生の比喩なのではない、人生が競馬の比喩なのである」と評したそう。馬も人も生きている間はいつかの大逆転を狙っています。雑草でもエリートを超えるチャンスはあるはずと、きょうもトレセンを奔走しています。

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