【アルゼンチン共和杯】ホーエリート好調キープ

公開日:2025年11月5日 14:00 更新日:2025年11月5日 14:07

前走は消化不良

 秋初戦にオールカマーをチョイス。勝負どころから他馬がまくってくると動きづらい位置にはまり、徐々にポジションを下げる厳しい展開。最後は追い込んではきたものの、⑤着まで押し上げるのが精いっぱいと、やや消化不良の一戦だった。

 仕切り直しの今回は短期放牧を挟んでこのレースを目標に帰厩。調整を開始した。1週前追いは3頭併せを敢行。先行する2頭を見ながら直線では外へ。最後は1馬身ほど追いつかなかったが、6F84秒5―37秒6、ラスト1Fは11秒2とさすがの切れ味。手綱を取った主戦・戸崎が促すこともなかったので、〝これで十分〟との判断だったのだろう。

 今週も戸崎を鞍上に角馬場で10分以上ウオーミングアップしてからウッドへ。先行するグランドカリナン(オープン)を1馬身ほど追走の形でスタートし、道中はリズム良くバネのあるフットワーク。直線で内に馬体を併せると追われる相手を尻目に馬なりで併入の5F69秒3―37秒8、1F11秒6をマークした。

 大きな変わり身こそないが、高いレベルで好調を維持。春に②着と涙をのんだ目黒記念と同じ舞台で、重賞初制覇へ向けて上々の気配だ。

「いいデキを保っています」(泉助手)

〇…「いいデキを保っていますよ」と笑顔を見せたのは追い切りを見届けた泉助手。続けて「中山牝馬Sで頭差で負けたシランケドが新潟記念も勝って天皇賞では凄い脚で④着。こちらも負けていられませんよね。ハンデも目黒記念から0・5キロ乗せられただけなので、頑張ってほしいです」と力強く語ってくれた。

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