ディープモンスター
新潟記念③着後は、放牧には出さず在厩調整。うまくケアできているのがいい。反動や疲れもなく、気配は上昇一途と言える。
とりわけ光ったのは1週前のCウッド追いだ。浜中が騎乗して6F78秒8は自己ベストを更新。そして、ラスト1Fは11秒0と出色の好時計をたたき出した。
その先週時点で仕上がりはすでに万全。そのため今週はもうやる必要もなく、Cウッド単走で4F53秒9―38秒4、1F11秒7。サッと流した程度でも大きなフットワークでとにかく躍動感が◎。7歳馬でも実に若々しい。文句なしのA評価と言っていい。
サブマリーナ
チャレンジC④着から中2週。中間は馬なり中心でも先週水曜に坂路で4F54秒5、日曜も57秒7を出すなど活発さが目立つ。今週は横山和が騎乗して坂路で併せ馬。最後まで余裕を持ったまま併入の4F53秒0―12秒5でフィニッシュだ。レース間隔を思えばこれで十分。動きに素軽さが出て上積みが見込める。
サンライズアース
夏負けがきつかった昨年から、今年は北海道のノーザンファーム空港で英気を養い、帰厩。張りのある馬体で戻って順調に乗り込めている。1週前は池添が乗ってCウッド6F85秒3、3F37秒9―11秒2を出したが、もうひとつ反応が良くなかったことから、最終追いでも手綱を取ることに。6F84秒0、37秒7―11秒3で前向きさも出て臨戦態勢は整った。
アドマイヤテラ
目黒記念①着後は放牧へ。「背が伸びてスラッとしたステイヤーの体形になってきた」とは友道師で完成の域に近づいてきた。中間もコース、坂路併用で順調そのもの。もう仕上がっているため今週の坂路は馬なりで4F53秒7―12秒6と流す程度。指揮官も「ここからジャパンC、有馬記念に向かえれば」だ。
ドゥレッツァ
リフレッシュ放牧から帰厩後は週2本ずつ時計を出す予定通りのメニューを消化してきた。1週前は併せ馬で6F81秒9―37秒0。このひと追いでほぼ態勢が整い、今週は単走で5F67秒6―38秒1、1F11秒7。ソフトな内容でも四肢の可動域は広く躍動感は満点。好仕上がりといえる。
結論
◎ディープモンスターは先週木曜の1週前追い切りが圧巻だった。6F78秒8と自己ベストを更新すれば、しまいも3F34秒8―11秒0で締めた。今週はしまい重点でも1F11秒7。初タイトルに向けて、渾身の仕上がりといっていい。
①サンライズソレイユ
②カネフラ
◎③ディープモンスター
注④アドマイヤテラ
▲⑤サンライズアース
⑥プラダリア
△⑦ドゥレッツァ
⑧ヴェルミセル
⑨ミクソロジー
⑩ブレイヴロッカー
⑪ヴェルテンベルク
⑫ワープスピード
△⑬メイショウブレゲ
○⑭サブマリーナ
△⑮ジューンテイク
△⑯ボルドグフーシュ
⑰アルナシーム
△⑱ショウナンラプンタ





























