【京都大賞典】ショウナンラプンタ初重賞ゲット

公開日:2025年10月2日 14:00 更新日:2025年10月2日 14:16

大舞台へ向けて賞金加算を

 ショウナンラプンタが〝価値ある3勝目〟を目指す。

 3歳春にはゆきやなぎ賞で1勝クラスを勝ち上がり、青葉賞では頭差②着でダービーへの優先出走権を獲得した。大一番は⑮着とはね返されたが、その後は崩れることがない。

 秋は神戸新聞杯③着、菊花賞④着。4歳の今年前半戦は日経新春杯で②着と2つ目の銀メダルの後、阪神大賞典は④着。続くGⅠでも天皇賞・春③着、宝塚記念④着。最後までバテることなく脚を使って上位争いを演じ続けている。

 高野師は「前走も展開不向きの中できている。春GⅠはよく頑張ってくれたとも言えますが、もっと上のポテンシャルも感じている馬。満足とは言えないし、それをこの秋は引き出したいと考えています」と話す。

 夏場は社台ファーム鈴鹿でじっくりと充電。9月12日に戻り、高野厩舎流の坂路2本パターンで仕上げられてきた。先週の坂路では、ジョッキーが「動きすぎるので控えた」で1F11秒7。今週は元気いっぱいに4F55秒8―12秒3で駆け上がった。

「暑い季節にめげることなく順調にこられました。大きく変わった感じはないけど、立ち姿も良く、つくべきところに筋肉がついた。休み明け感のない馬体。いい仕上がりですよ」

 京都はこれまで2回走って、前記の通りにGⅠで④③着。コース適性は何ら心配はいらない。

 今の本賞金は3150万円で、ここの賞金順位は13番目だった。このままでは大レースのゲートインはおぼつかない。先々に向けて重要な一戦でどんな走りを見せてくれるだろうか。

最新記事一覧

  • アクセスランキング
  • 週間