【レパードS】ジャナドリア反撃態勢
公開日:2025年8月5日 14:00 更新日:2025年8月5日 14:00
中間は早めに新潟入り
ジャナドリアが春の雪辱を果たす。
昨夏の新潟で新馬勝ち。積極的に動いてしぶとく脚を使った。その後は休養して1勝クラスをあっさりクリアすると、今年2月に地方交流重賞の雲取賞へ。好位の外めを追走し、直線で力強く伸びて快勝。3連勝を飾り、1冠目の羽田盃に臨んだ。
スタートを決めて2番手につける盤石のレース運び。ところが、直後にいたナチュラルライズ、さらには南関東に所属するナイトオブファイアの後塵を拝した。
武井師は「クリストフ(ルメール騎手)が“返し馬も雲取賞の時より良かったくらい”と言ってたんですけどね。結果的に伸び切れず。この馬の能力からすれば、走り切れていません。実際に体調が落ちてしまって東京ダービーを使えなかったので」と振り返る。
そこからノーザンファーム天栄で立て直し。7月30日に美浦を経由せず新潟競馬場に入厩した。その2日後には馬場入りして感触を確かめた。
「本当は5F64秒くらいのつもり(実際は5F65秒1)。1頭でコースやコーナーも狭い分、スピードに乗せられなかったかなと。動きに重苦しさはなかったです。ただ、体つきや息遣いがはっきり重かったので、当日までに整えていきたいと思ってます」
こういった形を取ったのも、状態面を最優先に考えているため。涼しい環境で調子を整えるメリットがある。
「本質的には広いコース向きだと思います。それでも新潟で勝ってるし、真面目に走るタイプ。対応できるでしょう」
ここで結果を出して、秋につなげたい。