【府中牝馬S】リニューアルした牝馬重賞は混戦模様

公開日:2025年6月16日 14:00 更新日:2025年6月20日 10:52

 東京の日曜メインはGⅢ府中牝馬S。昨年まで阪神の二千メートルで行われていた牝馬限定のGⅢマーメイドSが、今年から東京に移って、距離が千八になり、名称が変更になった形だ。

 ただし、回次は秋に行われていたGⅡアイルランドトロフィー・府中牝馬Sのものを引き継ぐため、今回は第73回GⅢ府中牝馬S(3歳以上・オープン、ハンデ)として行われる。

 コース、距離が替わるとはいえ、この時期の牝馬のハンデ戦らしく、マーメイドSの頃と同じように混戦模様のメンバー構成だ。

 実績上位なら重賞2勝のラヴェル。2歳時にアルテミスSを勝ち、昨秋はチャレンジCで牡馬相手に差し切りを決めた。GⅠエリザベス女王杯でも②着があるように、牝馬同士のGⅢなら一枚上の存在。今回はハンデが鍵になりそう。

 セキトバイーストは前走の都大路Sで牡馬相手にリステッド勝ち。重賞でも3歳時にチューリップ賞で②着がある。勢いに乗ってここで初タイトルを狙う。

 他に2歳時に朝日杯FS③着があるタガノエルピーダ、前走の福島牝馬Sで③着善戦のフィールシンパシーなどもスタンバイしている。

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