【香港チャンピオンズデー】4年ぶりの日本馬ワン・ツーも悲劇が……
公開日:2025年4月28日 14:00 更新日:2025年4月28日 14:00
日曜の夕方に行われた香港・シャティン競馬場のチャンピオンズデーGⅠ3鞍。メインのクイーンエリザベスⅡ世Cはダービー馬タスティエーラがレーンを背に抜け出した。
②着も日本のプログノーシスが入り、中距離路線では強いところを存分に見せつけた。
香港での日本馬の勝利は22年11月以来。ウインマリリンの香港ヴァーズで、実に2年半ぶりだ。ワン・ツーとなると21年のQEⅡ(①着ラヴズオンリーユー、②着グローリーヴェイズ)以来のこと。
今年もチェアマンズスプリントプライズでカーインライジングが12連勝を記録したり、逃げ馬をとらえられなかったものの、チャンピオンズマイルにはヴォイッジバブルという絶対的な存在がいた。
QEⅡは過去3年連続で勝利している香港の王者ロマンチックウォリアーが中東遠征帰りで不在だった。とにかく今、香港で勝つのは容易ではないのだ。
とはいえ、昨年はフォーエバーヤングの頑張りはあったが、日本馬の海外GⅠ制覇はゼロ。今年はすでにフォーエバーヤングがサウジCを勝ち、ドバイでの2勝を加え、タスティエーラで4勝目となった。
なお、一昨年の3冠牝馬リバティアイランドは直線で故障を発症して競走中止。左前脚の種子骨靱帯の内側と外側を断裂、球節部の亜脱臼により、予後不良で安楽死の処置が施されたことが所属するサンデーレーシングより発表された。