外山の見解

【東京本紙・外山の青葉賞】

公開日:2025年4月25日 17:00 更新日:2025年4月25日 17:24

 ファイアンクランツは2歳時に札幌2歳Sでマジックサンズの②着、東京スポーツ杯2歳Sでクロワデュノールの④着。皐月賞②⑥着馬相手に健闘していた実力馬だ。能力はここでも上位の見立てでいい。

 前2走は当該舞台のゆりかもめ賞を含め、二千四百、二千二百メートルの長距離戦で②③着。いずれも後方でじっくり構えて運んでいる分、差し届かずの印象だが、この2戦で折り合いを教え込んだことが、ダービー権利取りの勝負駆けで生きてくるとみた。

 中間は鞍上が3週連続で追い切りをつけ、しっかりコンタクトを取っている点も好材料。この春、無双のモレイラが重賞Vで今回の短期免許を締めくくる。

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4月26日(土)東京競馬場

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外山勲

 1968年生まれ。87年有馬記念、メジロデュレン=ユーワジェームスで決まった枠連(4)(4)1万6300円が競馬との出合いです。以降、どっぷりとこの世界にはまり込みました。
 91年入社。ダービーで言えばトウカイテイオーの年です。キャリアは30年に。
 予想は取材の感触とレース内容を重視。13年秋に東京本紙になってからは、後者に重きを置くようになってきました。レース&パトロールビデオ見まくりで予想に精を出す日々です。
 馬券は単、複、枠連のみの時代から買っていることもあって、オーソドックスに単勝&馬単、馬連の2連系までが多いですね。3連単は自信がある時に頭固定で、というパターンです。
 本紙だけにまずは的中が一番の使命でも、儲けて終わらなければ意味がない。回収率重視で頑張っています。人気薄の◎にも、ぜひ注目してください。

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