皐月賞が終われば舞台替わり。関東ではロングラン東京が開幕。６月２２日まで、およそ２カ月続く。関西は京都へ。こちらは６月１日までだ。

　今年は重賞の日程変更が多く、宝塚記念が安田記念の翌週に移動。来週の天皇賞・春から、ＮＨＫマイルＣ、ヴィクトリアマイル、オークス、ダービー、安田記念、宝塚記念と７週連続のＧⅠとなる。

　今週はＧⅠの中休みだが、東西でＧⅡが３鞍。京都の日曜メインはマイラーズＣだ。

　昨年の勝ち馬はソウルラッシュ。秋にはマイルＣＳを制し、先日のドバイターフに参戦して、あのロマンチックウォリアーを破った。

　今年のメンバーはやや小粒な印象だが、ここからマイルＧⅠ戦線に浮上する馬も出てくるか。

　ジュンブロッサムは昨秋の富士Ｓで重賞タイトルをゲット。その後の２戦は連続⑩着だが、このメンバーなら最上位。なお、今回は武豊と久々にコンビを組む。

　ロングランは前走の小倉大賞典で重賞初Ｖ。７歳にしてブレークした印象だ。

　マイルの速い流れはダートを使っていた頃も含めて初めてだが、今の勢いと相手関係でここも突破するかもしれない。

　他は全体的に近走は不振な馬が多いが、レイベリングはニューイヤーＳ⑦着後に一息入れて、持ち直していれば面白い。２歳時は朝日杯フューチュリティＳで③着の実績がある。