【金鯱賞】プログノーシス3連覇
公開日:2025年3月11日 14:00 更新日:2025年3月11日 14:00
世界の強豪相手にも好走
プログノーシスが反撃態勢。
一昨年のこのレースでは後方待機策からメンバー最速の末脚で差し切り、初タイトルを獲得した。続いてクイーンエリザベスⅡ世Cに遠征して、香港の“絶対王者”ロマンチックウォリアーの2馬身差②着と頑張った。
昨年も同じローテーションを取り、中身をグッと進化させた。金鯱賞は[10][8][5]と動いて、やはり最速の末脚で5馬身差の圧勝劇。香港では3連覇を飾った“絶対王者”に首差と肉薄だ。
この他にも一昨年の夏には札幌記念で4馬身差Vを決めると、秋には天皇賞で“世界一”イクイノックス相手に③着。昨年の秋には豪州に初めて遠征し、レコード勝ちを飾った当地の“女王”ヴィアシスティーナには離されたものの、②着はしっかりと確保した。
GⅠにいつ手が届いても不思議ない実力馬。それが、前走の有馬記念では後方からの競馬で0秒8差⑪着と初めて掲示板を外してしまった。
福永助手は「出遅れてしまったし、距離も長いように感じられました。もともとゲートの駐立があまり得意ではないので、帰厩後は練習を行いながら問題なく調整を進められてます」と話す。
もちろん、動きも文句なし。先週木曜は余力を十分に残して、Cウッド7F93秒5―36秒8、1F11秒7で駆け抜けた。
「ジョッキーに感触を確かめてもらい、変わりなくよく動けていました。GⅡなら実績は上位だし、連覇しているように条件の合ったレース。課題のスタートを決めて、いいレースを期待します」
今年はいったいどんなパフォーマンスを見せてくれるか、楽しみだ。