【中山11R・中山牝馬S】 クリスマスパレードとシンティレーションは斤量に不安が残る。
過去10年間でハンデ56キロ以上背負った馬は〈03012〉。1~5番人気に支持された馬が11頭もいながら勝ち切れず。23年には57キロのアートハウスが1番人気に推されたものの④着。昨24年もフィアスプライドが56キロで1番人気⑨着に敗れた。
2頭とも“①着”はないとみて、△にとどめる。
ジューンオレンジの反撃に期待する。
前走のニューイヤーS⑪着は内に入れず終始、外を回らされるロスがこたえたもの。同じ中山千八の2走前・ディセンバーS②着を見直したい。
【阪神11R・フィリーズレビュー】 関東馬がこのレースを勝ったのは12年のアイムユアーズまでさかのぼる。それ以降は〈02135〉。18年はモルトアレグロが1番人気⑩着。昨24年も阪神JF③着馬コラソンビートが単勝オッズ1・8倍の断然人気で②着……。とにかく鬼門といっていい。
データから関東馬に重い印を打ちづらく、印を打っても△評価まで。
本命はリリーフィールドだ。阪神JFは2番手追走から残り1Fまで踏ん張っていたものの、最後は脚が上がって⑫着。千六は少し長かった。
3馬身半差の完勝だった千四に戻って重賞初制覇といく。
入社13年目で普段は編集業務に携わりながら、時に外国馬取材のため競馬場へ通うことも。
競馬との出合いは小学3~4年生のころ、家族と中山競馬場に行ったのが運の尽き(?)。見事にドはまりして現在に至る。週末特別版にてコラム「人気馬を斬る」、関東ローカルでは本紙を担当しています。
記憶に残るレースは2008年の天皇賞・秋と10年のスプリンターズS。前者はウオッカ、ダイワスカーレットによる2センチ差の名勝負を現地で観戦できて今でもいい思い出に。一方、後者は水~金曜まで取材してきた香港馬ウルトラファンタジーに本命を打たず勝たれた悔しさから。
競馬以外では熱狂的な氷室京介ファン。この原稿も自宅でヒムロックを聴きながら書いているくらい、いまだに卒業できません。「ANGEL」や「KISS ME」、バラードなら……あ、スペースがなくなった。