【ダイヤモンドS】出走全馬の特選情報
公開日:2025年2月21日 17:00 更新日:2025年2月21日 18:09
①ワープスピード
高木調教師 メルボルンCは希望してた良馬場で走れたし、直線もしっかり伸びてくれました。三千メートル以上なら崩れないですね。斤量泣きするタイプでもなく、頑張ってくれるのでは。
②オーロイプラータ
吉永調教助手 この中間も引き続きビッシリ乗ってきた。体も動きもシャープになって、息遣いもいい。うん、状態は本当にいい。あとは新馬戦以来の芝がどうかだけど、以前から試してはみたかった。折り合いを欠くタイプではないし、スタミナはある。新しい一面を見せてほしいね。
③サスツルギ
土田調教助手 操作性の難しい馬で前走はササってしまい、どうしようもなくなっての負けでした。今回も大きくは変わってませんが、調教を坂路メインでやってきました。最終追いに乗った鞍上も嫌な印象を持たなかったようです。能力は間違いなくあるので、結果に結びついてほしいです。
④セイウンプラチナ
千葉調教師 調子はまずまずといったところでしょうか。距離があった方がいいタイプなので、この条件は合うと思いますよ。ポンと出たなりで進めてもらえれば。折り合い面を考慮してメンコを着用するかもしれません。
⑤ジャンカズマ
西田調教師 転厩初戦になりますが、順調です。調教も気を入れるところは入れて抜くところは抜くというメリハリをつけてできています。7歳馬でもまだまだしなやかですし、軽ハンデを生かして前、前でマイペースで運んでほしいですね。
⑥メイショウブレゲ
本田調教師 状態はいい意味で変わらない。東京は結果こそ出ていないが、重賞でも着順ほどには負けていないからね。追い込み脚質なので長い直線は合うはずだし、少し上がりの時計がかかって流れが向くようなら。
⑦ダンディズム
野中調教師 安定して走れてるね。競馬が上手になってるよ。前は硬さが出たり、大変な時期もあったけど、ここ数戦は持ち直して体調もいい。もちろん今回も好調をキープ。直前の動きも良かったし、年齢の衰えも感じない。あとは展開だけ。
⑧ヘデントール
土田調教助手 帰厩後は積極的に乗り込んできました。心肺機能が高く、態勢は整ったと思います。距離はやってみないと何とも言えませんし、馬体は緩く、出脚もそんなに速くはない。流れに乗るまでに時間を要するも、成長してきた今回、少しでもそのあたりが改善してくれれば。
⑨ヴェルミセル
吉村調教師 使うごとに良くなり、充実期を迎えてきましたよ。ここ2走で勝ったジョッキーは「長くなってさらにいいと思います」と。重賞ですが、ハンデ53キロ。ええ、楽しみにしています。
⑩トウセツ
杉山佳調教師 前走は馬場状態もあったし、休み明けでしたからね。使って状態は上向いています。芝は未知数ですが、スタミナ、持久力を生かせる条件。いい刺激になってくれたら。
⑪シュトルーヴェ
堀調教師 近走成績から59キロは見込まれ過ぎですね。本来なら回避するころですが、今回は距離適性と斤量を背負って能力を出せるかがテーマなので使います。帰厩当初の緩さも取れて、息が凄くいい。適性などをジャッジできる状態です。
⑫コパノサントス
梅田調教師 前走後に外傷して放牧へ。立ち上げに時間はかかったが、帰厩後の調整は順調にきているよ。昇級戦で重賞挑戦でメンバーも相当強いのでどこまでやれるか。まずは力試しだね。
⑬シルブロン
稲垣調教師 放牧明けだけど、追い切りも順調にこなしてきましたよ。コース替わりで脚の使いどころがポイントになるでしょう。中団くらいで運んでうまく力を発揮できれば。
⑭マイネルケレリウス
奥村武調教師 この中間は鞍上が付きっ切りで調整してくれています。馬具を工夫し、緩いペースで長めに乗り込み、ここに備えていろいろと仕込んできました。走った後の息の乱れが少なく、本質的にはスタミナ豊富なので、うまく噛み合ってくれれば面白いと思うのですが。
⑮フタイテンロック
高野調教助手 馬自身がケイコはケイコと割り切っているんでしょう。動かないのはいつものことです(苦笑)。状態面に変わりはありませんよ。芝がどうかですが、スタミナはありますからね。消耗戦になれば。
⑯ショウナンバシット
須貝調教師 前走は引っ掛かってストレスのかかる競馬。どこか苦しいところがあったんじゃないか。リフレッシュ効果十分で立ち直っているし、心肺機能が高く距離延長は望むところ。折り合って運べるようなら。
【休養馬カルテ】
コパノサントスは前走勝ち後に外傷。放牧で完治を待って、1月30日に帰厩した。2月13日Cウッドは単走で6F77秒4の好時計をマーク。最終坂路も軽快で外傷の影響を感じさせない動き。重賞挑戦でも注意がいる。
ショウナンバシットは1月23日に帰厩。中間はCウッドで3本の併せ馬を消化して、今週は坂路調整も少しおつりを残してラスト12秒0。動きは軽快で馬体の張りも上々。大敗後だが、見直せる仕上がりにある。
菊花賞②着以来となるヘデントールは1月22日に美浦に帰厩。ウッドで長めの追い切り3本を含む、5本もの時計を積極的に出してきた。前走時よりひと回り大きく成長したことを加味しても、馬の雰囲気はいい。
ワープスピードはレッドシーターフハンデキャップを見送り、春シーズンまで国内に専念する。1月18日に帰厩し、入念に乗り込んできた。もともと攻め駆けしないタイプで、順調に仕上がったとみたい。