【フェブラリーS】ミッキーファイト中央GⅠ初挑戦

公開日:2025年2月18日 14:00 更新日:2025年2月18日 14:00

「舞台が替わるのはプラスに働く可能性も」(田中博師)

 ミッキーファイトはフォーエバーヤングを筆頭とする4歳世代でもトップクラスの実力がある。レパードSを勝ち、名古屋大賞典で年長馬たちも退けた。さらなる高みを目指して中央GⅠ初挑戦へ。調整過程や抱えている課題、さらに今後の展望など若き指揮官が包み隠さず話した。

  ◇  ◇  ◇

――前走を振り返ってください。
田中博調教師 小回りの二千メートルが条件的に合うのかが分からない中、パフォーマンスとしてはイマイチでした。着差を考えてもギリギリだったし、“自信を持ってGⅠに行けます”という内容ではなかったかなと。

――どこに課題が。
田中博師 気持ちの高ぶりが強くて、ジョッキー(戸崎騎手)から大きく指摘を受けたのがユニコーンSと名古屋大賞典。まだ前後左右のバランスも整ってないので、状態のいいところでなおかつバランス良く走れるように取り組んでます。

――中間の様子は。
田中博師 先週の時点で重たさも抜けてきたし、バランスが取りづらいところも少しずつ改善傾向に。おおむね順調で“さらに上を”と思って調整してます。

――東京千六について。
田中博師 ジョッキーが「しっかりした競馬をさせるなら、もう少し距離を詰めた方がパフォーマンスは上がるかも」と。本当に真面目で頑張り屋さんだし、舞台が替わるのはプラスに働く可能性も。実際に新馬を勝ってるので、何とかしたいですね。

――見通しを。
田中博師 千六をこなしてくれると選択肢が広がるし、ありがたいです。キャリア6戦というのはメンバーの中で最もレース経験数が少ないので、そういった部分で上積みも大きいと思います。

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