今週も東西で２重賞が行われる。東京メインのＧⅢ東京新聞杯は春のマイルＧⅠにつながる重要な一戦だ。ここにはＧⅠ馬３頭が参戦する。

　ブレイディヴェーグは３歳でエリザベス女王杯を制した。昨秋に戦列復帰を果たして府中牝馬Ｓを勝ち、マイルチャンピオンシップでは牡馬相手に④着。マイル２戦目でよりアジャストしてくるだろう。

　２０２２年皐月賞以来の勝利を目指すジオグリフ。前走はアメリカに遠征し、ブリーダーズＣマイル⑤着と健闘した。そろそろ復活もあるか。一昨年のＮＨＫマイルＣ馬シャンパンカラーもスタンバイしている。

　これらに続くのが重賞で善戦を続けるボンドガール。特に秋華賞では鋭く伸びて、オークス馬チェルヴィニアに迫った。いつでもタイトルに手が届いていい。

　ウォーターリヒトはシンザン記念③着、きさらぎ賞②着という実績があり、３勝クラスからの再出発で２連勝。その実力は本物だ。京都金杯も首差②着だった。

　他にも前記の京都金杯で重賞２勝目を挙げたサクラトゥジュール、富士Ｓでソウルラッシュを負かしたジュンブロッサムなど。好メンバーが集まった。