本年から「血統ロックオン・週末回顧編」と称して、血統から見た週末競馬の振り返りをネット版限定で公開しています。更新は毎週火曜の朝7時。興味のある方はぜひご一読を!
【中京11R・すばるS】 2度目の7F戦でウェイワードアクトが決める。
前走はデビューから7戦目で初の千四へチャレンジ。好位追走から直線では先頭のシーンもあったが、最後は勝ち馬の大外強襲にあって②着。それでもオープン初戦で首差なら上々の内容だ。
血統を見ても距離短縮は決して悪くない。
父マクレーンズミュージックはフォーティナイナー系の快速血統で、現役時代は6Fダートで勝ち上がり。産駒も21年の米国最優秀スプリンターのジャッキーズウォリアーや、米7FGⅠ馬のドレインザクロックなどスピード馬を出している。
母ウォリアーカットもエーピーインディ系×ミスプロ系。母自身は未勝利馬だが、その半姉には米7FバレリーナS③着のウィレットがいる快速血統だ。父系、母系ともにミスプロ血脈が豊富で、スピードに寄った配合。むしろ短くなった方が持ち味が生きるイメージである。距離2戦目で走り慣れた左回りなら圧勝のシーンまであっていい。
【中京5R・3歳未勝利】 アロンディはネット版の回顧でも触れたロベルト持ち。父もハービンジャーなら今のタフな中京の馬場にマッチする。
競馬好きの父親の影響もあり、子供のころから競馬中継を一緒に観戦。最初は父親が馬券を当てるともらえる臨時の小遣いが目当てだったが(ただし、父は穴党だったため、あまり的中した記憶はない……)、ある日、シンボリルドルフといういかにも強そうな名前の馬が、強く勝つ姿に魅入られたのが競馬ファンになったはじまり。
その後はテレビゲームの競馬ソフトにどっぷりハマり、今までに遊んできた競馬ゲームは数知れず。その時に競走馬の配合の奥深さを知り、血統に興味を持ったのが今の予想スタイルの根幹か。現在でもたまにゲームをたしなみ、好きだった競走馬の産駒を活躍させることが小さな喜び。
予想スタイルはもちろん“血統”。各馬の血統を分析。得手、不得手を見極め得意条件に出走する時に狙い撃ち! 好配当を目指します。