新居の生ネタ直送便

【新居の土曜競馬コラム・中日新聞杯】

公開日:2024年12月6日 17:00 更新日:2024年12月6日 17:29

【中京11R・中日新聞杯】 たたき良化型の5歳馬キングズパレス◎。

 3歳10月の2勝クラス②着から2走前のGⅢ新潟記念③着まで、13戦連続して①~④着という超堅実派。だが、実は放牧明けよりも使ってからの方が、状態は間違いなく上がっていた傾向があった。

 どうしても、放牧で気持ち、体ともにリセットされてしまうのは仕方ないところ。たたき2戦目以降は、馬がピリッとして、より動ける状態になってる。

 今回もそう。前走の天皇賞・秋は放牧を挟んでいたが、中間は在厩調整。

「前走時も追い切りに乗っていましたが、今回の方が動きが良くなっていますね」とは主戦の松岡。

 馬体も引き締まり、動き自体がシャープになってきている。

 気性的にどうしても勝ち切れない面はあるが、崩れずに走れるのは間違いないところ。待望の重賞制覇といきたい。

【中山12R・3歳上2勝クラス】 デフィニティーボの前走③着は評価できる。

 昇級戦でも、残り4Fから動き出す強気の立ち回り。自らレースを動かして、直線も沈みかけながら③着を死守したのは大きな収穫だ。

 前走時よりも馬が一段階、レベルアップした今なら、あっさり勝ち切る。

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12月7日(土)中山競馬場

12月7日(土)中京競馬場

新居哲

 馬とは関係のない家庭環境で育った。ただ、母親がゲンダイの愛読者で馬柱は身近な存在に。ナリタブライアンの3冠から本格的にのめり込み、学生時代は競馬場、牧場巡りをしていたら、いつしか本職となっていました。
 現場デビューは2000年。若駒の時は取材相手に「おまえが来ると負けるから帰れ!」と怒られながら、勝負の世界でもまれてきました。
 途中、半ば強制的に放牧に出され、05年プロ野球の巨人、06年サッカードイツW杯を現地で取材。07年に再入厩してきました。
 国枝、木村厩舎などを担当。気が付けば、もう中堅の域で、レースなら4角手前くらいでしょうか。その分、少しずつ人の輪も広がってきたのを実感します。
「馬を見て、関係者に聞いてレースを振り返る」をモットーに最後の直線で見せ場をつくり、いいモノをお届けできればと思います。

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