レース当日になって、まだ先のレースの予想を「あ~、見当違いの印をつけてしまったな」と反省することは、たまにあったりする。正直、走る前からハズレを覚悟しているのだ。
どういうことかというと、最も多いのが馬場状態の読み違いだが、あまりにも内有利の馬場にもかかわらず、外枠の馬に◎をしてしまっていることもある。
高速馬場はインを回ってくる方が圧倒的に有利だ。それだけに、先週の中京メイン、GⅢCBC賞の◎サンアントワーヌは13番枠で、やや「狙いが違ったな」という思いが強い。中京は3週目になっても相変わらずの高速馬場で、前の馬が簡単には止まらない。また、内枠有利でもあった。正直、もう少しフラットな馬場になると思ったのだが……。
CBC賞は①~⑤着までが2、3、6、4、5番。もちろん、内枠有利と思ってもフロムダスクを狙うことは難しいが、この中京3週間の芝のレースで13番より外は〈35152〉。ちなみに、3勝はすべて3歳未勝利戦で、1勝クラス以上では〈01017〉だ。通常、開催が進むにつれてインの優位さは少なくなっていくものだが、この中京はまだまだ内有利か。
不利な外枠からの差しとなってしまったのは⑥着の17番タマモイカロスに、⑦着の13番サンアントワーヌ。次走は相手次第だが、狙い目といえそうだ。
新潟の3歳ダート重賞であるレパードSは千八1分51秒2の決着。6番人気の伏兵チェリヴェントが外から差し切った。
時計的には上々だ。この開催で古馬2勝クラスは不良馬場だった麒麟山特別が1分51秒5で、良馬場だった苗場特別が1分52秒4。稍重だった3勝クラスの柳都Sが1分53秒0だったのはスローの影響が大きいが、十分に古馬2勝クラスを上回る内容で、評価していい。
勝ち馬は1勝クラスからの連勝。当時は稍重で55キロを背負って1分51秒3だから、馬場差、斤量2キロ増を考慮すれば、かなり時計を詰めた計算が成り立つ。負かした相手も全日本2歳優駿を制したパイロマンサーに、ユニコーンSで②着だったメルカントゥール。コントレイル産駒3頭目の重賞ウイナーは意外にもダート戦だった。
もう一鞍、ラップ的に極めて優秀なのが3歳馬ライヒスアドラーが制した日曜の佐渡Sだ。
テンの1Fは12秒9と遅いが、以降は最も遅くて12秒1。後半は5Fが57秒0、2Fは22秒1の速さである。
過去に新潟外回り千八で後半5F56秒9が2回あるが、4F目に13秒台があって後半が速くなったもの。今回は分類ではスローになるものの、道中は比較的、流れている。
騎乗していた佐々木が強引に進路をこじ開けて騎乗停止処分となったのはいただけないが、あらためて強さを証明。距離もこれくらいがベストなのだろう。
月~金は麻雀、土日はウインズだった学生生活を経て、入社後は編集一筋25年超。2015年春は何と9週連続重賞的中の快記録も達成し、2016年は春東京でGⅠ4連勝も。馬場の傾向、ラップの分析に定評がある。毎週、目黒貴子さんとその週の重賞解説の動画も公開中。



























