【マイルCS】ブレイディヴェーグ〝静〟の追い切りでも前走時より明らかに良化
公開日:2024年11月13日 14:00 更新日:2024年11月15日 11:07
GⅡ府中牝馬S①着から中4週。これまでは体質の弱さもあり、昨年のローズS②着→エリザベス女王杯①着の中7週がキャリア最短の間隔だった。今回は自身初のチャレンジに向けて、鋭意調整を行ってきた。
前走後はレース4日後の10月18日から31日までノーザンファーム天栄で馬体チェック、ダメージの回復を図ってきた。背腰に疲れはあったものの、長期休養明けを使った効果は確かに感じられ、上昇気流を描いている。
1週前追いはウッド3頭併せで6F82秒5―37秒6。直線残り100メートルで前2頭をアッという間にかわして1F11秒3と前走時には感じられなかったいい動き。四肢の可動域が大きくなり、それに伴い、首を低く使った本来のフォームに戻りつつあった。
迎えた最終追い。先週と同じパターンでウッドで3頭併せ。前2頭を追い掛ける形で道中は折り合いもつき、ゆったりとしたリズムで6F82秒8―37秒0。時計的には先週と差はないが、走りに余裕が感じられた。
それは直線でも顕著。1F地点では前とは半馬身くらい差があったが、鞍上が動かずともジワッと前を抜き去り、最終的には馬なりのまま1F11秒6で1馬身先着した。輸送を考慮した〝静〟の追い切りでも良化は明らか。
着実にステップアップしての西下となる。