月曜の中山メインは菊花賞トライアルのセントライト記念。昨年は１番人気の皐月賞馬ソールオリエンスを抑えて、レーベンスティールが重賞初制覇を決めた。

　今年は１４頭が登録してきた。

　実績上位はコスモキュランダ。春は弥生賞ディープインパクト記念を勝つと、皐月賞でジャスティンミラノと首差の接戦で②着。レコード決着を同タイムで走破した。ダービーでは⑥着止まりだったが、スタートで後手を踏んだのも響いたか。夏を休養にあてて、ここから始動する。

　アーバンシックは１月の京成杯で②着。この時の勝ち馬ダノンデサイルはのちのダービー馬だ。クラシックは④⑪着と不発に終わったが、決め手は重賞でも通用する。

　ヤマニンアドホックはラジオＮＩＫＫＥＩ賞で差して③着と好走。山藤賞では逃げ切っているように、自在性のある脚質も強みになる。

　夏の上がり馬ならスティンガーグラス。新潟の１勝クラスで好位から上がり最速で差して５馬身差の圧勝劇。距離適性も十分にある。

　他にも朝日杯ＦＳ②着のエコロヴァルツもスタンバイ。３冠最終戦の切符を掴むのはどの馬か。