33歳の新人騎手誕生で、調教師、騎手が同姓同名のコンビが実現する!?
公開日:2024年2月6日 14:00 更新日:2024年2月6日 14:00
JRAは6日、24年度の新規騎手免許の合格者を発表した。
名前があったのは8人。そのうち、今年、競馬学校を卒業するのは7人で、石神深道(いしがみふかみち=美浦・和田正一郎)、大江原比呂(おおえはらひろ=美浦・武市康男)、柴田裕一郎(しばたゆういちろう=栗東・中竹和也)、高杉吏麒(たかすぎりき=栗東・藤岡健一)、長浜鴻緒(ながはまこお=美浦・根本康広)、橋木太希(はしきたいき=栗東・西園正都)、吉村誠之助(よしむらせいのすけ=栗東・清水久詞)。そしてもう1人が33歳の新人騎手となる坂口智康(美浦・尾形和幸)だ。
坂口智康といえば、先週のきさらぎ賞を制したビザンチンドリームの調教師の名前と同じだが、もちろん別人。競馬学校創設以来、初めてとなる調教助手から騎手への転身となる。つまり、これからは騎手、調教師ともに「坂口智康」がいることになる。
なお、坂口助手は障害専門のジョッキーに。平地経験のない障害ジョッキーとしては22年に馬術競技から転身した小牧加の例がある。およそ2年で23勝をマークし、昨年は12勝で、石神の14勝に次ぐ2位の好成績だった。
果たして、新人騎手・坂口はこれに続けるか。なお、本人も「坂口先生の馬で勝ちたい」と冗談半分のコメントも。だが、坂口智康師の弟とは「仲がいい」とのことだし、坂口厩舎には障害馬もいる。この同姓同名のコンビ、案外、早めに実現するかもしれない。