【きさらぎ賞】超良血シヴァース、重賞③着ファーヴェントに注目
公開日:2024年1月29日 14:00 更新日:2024年1月29日 14:00
西のメインは3歳重賞のGⅢきさらぎ賞だ。京都伝統のクラシック登竜門だが、過去3年はスタンド改修のため中京での開催。今年は4年ぶりに淀での開催となる。登録馬は別掲の12頭と少なめでも、春が楽しみな好素質馬が顔を揃えた。
シヴァースは父モーリス×母ヴィブロスという超良血馬。新馬戦では11秒8―11秒6―11秒1の加速ラップを差し切り勝ちで、インから一瞬で突き抜けた瞬発力は特筆もの。道中の折り合いも問題なかっただけに、1F延長も心配ないだろう。
ファーヴェントは新潟で新馬Vを飾ると、前走の東スポ杯2歳Sでも見せ場十分。左にもたれながら②着とタイム差なしだから、負けて強し③着だ。500キロ近くの大型馬だけに、3戦目でさらに前進可能。好勝負が期待できる。
レガーロデルシエロはこうやまき賞の②着馬。勝ち馬はのちにGⅠ朝日杯FSでも④着なら、GⅢでは力上位。期待の西下だ。
ジャスティンアースは当該舞台で未勝利勝ち。道中2番手から早め先頭に立ち、後続に0秒3差だから強い内容だ。②④着馬が勝ち上がっていることを考えれば、重賞でも面白い存在か。
他にもシンザン記念③⑥着のウォーターリヒトとテイエムリステット、デイリー杯2歳S④着の実績があるナムラエイハブなどがエントリー。クラシックに向けて熱い一戦となりそうだ。